│押花の退色と保存方法│作り方の質問方法について│ギフト商品について│ご利用ガイド│ |
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●生の花で押し花しおりを作っても大丈夫? |
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作ったときは綺麗なしおりかもしれませんが、数日中に変色してゆきます。それはフィルム内部で腐敗(酸化・腐る)が起こっているからです。押し花しおりに使用する花は充分乾燥させた押し花を使用して下さい。 |
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●押し花を作っても巧くゆかなかったらどうすれば良いですか? |
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作り方を参考に適切な用具使っても失敗したとき、原因がわからないままにしておくと、同じ失敗を繰り返します。
例えば「押し花にしわがよってしまう」という原因はプレスするときクッション材が機能していないか、重石が軽すぎる場合があります。
そこで何故失敗したのか分からない場合は、そのままにしないで、イー押し花ドットコム問い合わせボタンでなるべく具体的に質問して下さい。
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●適切な道具を使っても白い花が茶色に仕上がるのは何故? |
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白い花は、生花のときの見えない傷も、押し花にすると茶色く目立ちます。
なるべく新鮮な花を押し花にしましょう。
適切な道具を使って押し花を作っても、花の湿気を含んだ乾燥シートを交換せずにそのまま挟んでいると、袋や密閉容器の中で酸化が始まります。特に白い花は吸湿した乾燥シートを何回も【再生→交換】する必要があります。
また、胡蝶蘭などは細胞が泡の様になっていて、それが白く見えているだけなので、プロでも白く仕上げるのは難しいです。依頼先の代表作品の仕上がり状態をご自身の目で確認してから、製作依頼する様にしましょう。 |
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●色鮮やかな押し花を作りたいのですがお勧め商品は? |
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それぞれによって異なるのが実状です。下準備で分厚い葉の裏に傷をつけていたかどうかでも違ってきますし、植物のもつ水分量によっても違ってきます。また、なるべく暖かい方が早く乾くのでホットカーペットの上に置いてその上に重石をのせている場合はもっと早いでしょう。
乾いたかどうかの目安は、一番水分が多かったであろう部分(例えば軸)が固くなっているかどうかでわかります。軸を折ろうしても、しなっと曲がるようでしたら、まだ水分が含まれているということになります。ただ、少なくとも2日〜3日位してから確認する様にしないと「しなっ」となった花弁を傷める場合があります。 |
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乾燥剤といえばシリカゲルを思い浮かべると思います。シリカゲルは加温して再生できる乾燥剤としては便利なのですが、どちらかというと、湿度が高い場合の吸湿性に優れています。そこでシリカゲルは埋没乾燥ドライフラワー作りや押し花の保存に使用します。
※シリカゲルの再生方法については←こちらをクリック
押し花製作に関しては、シリカゲルより塩化カルシウムを含む乾燥シートの方が適しています。乾燥シートは湿度が低い環境の中で吸湿性に優れています。乾燥シートの密閉管理を怠って空気中に数十分置いているだけで乾燥能力が随分低下してくるほど吸湿性が高い素材です。その他ゆっくりじんわり吸湿する能力がある石灰系乾燥剤は保存に向いています。
■押し花乾燥シート
低湿度での吸湿能力が高く、空気を介在して間接的に水分を取り除く押し花製作に適しています。しかしキャパシティ(限界)がありますので、吸湿した乾燥シートは、こまめに再生交換する必要があります。
■シリカゲル
高湿度での吸湿能力は高いが低湿度での吸湿能力は乾燥シートよりは劣ります。そこで直接植物に接して乾燥させる埋没乾燥ドライフラワー製作に適しています。簡単に再生して利用できるので押し花の保存に適しています。
■生石灰乾燥剤
急速ではないですが、じんわり、ゆっくり、大量に吸湿します。乾燥シートと一緒に密閉しておくと、約3週間で乾燥シートの水分が生石灰乾燥剤に吸湿されるため、乾燥シートを新品並に再生することができます。押し花の保存、乾燥シートの再生に適しています。 |
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●押し花マウスパッドの色って永遠ですか? |
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一般的に押し花の額装作品などは、ガラスとアルミ等のガスバリア性の高い材料に乾燥剤と一緒に密閉しています。その様な処理をした額装作品でさえも3〜5年が退色の限界と言われています。残念ながら、押し花マウスパッドの色も永遠ではありません。
当店オリジナルの押し花マウスパッドはある程度ガスバリア性のある4層フィルムの中に密閉封入していますので、ある程度は退色は防げますが、通常の状態で使用してゆきますと、やはり数ヶ月から1年程度かけてゆっくり退色してゆきます。ただし、酸化しても退色しないタイプ(キバナコスモスやラベンダー)の押し花もあります。 |
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退色は酸化の他に、紫外線や熱によっても起こります。そこで、できるだけ退色を遅らせる方法ですが、密閉容器や袋の中に乾燥剤と一緒入れ、冷暗所に保管する方法が最適です。
押し花マウスパッドは減圧して密閉梱包していますので、開封後は同封された乾燥剤だけでなく、食用海苔などに入っている乾燥剤をボール紙の後ろに入れて密閉袋のチャックをしっかり閉めておくのが良いです。またマウスパッドを入れチャックした袋、そのものも大きい密閉できる缶にに入れ、その中に乾燥剤を入れておくともっと完璧に近い保管方法になります。 |
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